玉藻様と宝箱の罠

Last-modified: 2020-11-08 (日) 03:52:54
Top/玉藻様と宝箱の罠

予告編

牡丹「あっ、宝箱ですよ」

洞窟の追剥達を倒した玉藻一行は、盗まれた村人たちの財産を次々と取り返していた

玉藻「うむ・・・刀じゃな。コレは牡丹が装備するべきじゃ」

多彩な玉藻前も一応、刀術は心得ている。しかし、各々が得意な分野を絞って特化する方がやはり効率がいい

牡丹「えへへ・・・じゃあ遠慮なく・・・わっ、この剣! 何だがすご」

牡丹はクスグリ大蛇の魔剣を装備した
牡丹「く うん、凄く軽くて使いやすそう・・・薊も持ってみて?」

口調を乱すことなく、ひょいと魔剣を薊に手渡す牡丹。その瞳に光が消えている事にまだ誰も気がつかない

薊「え、いいの? じゃあ私も・・・うわ! 本当に軽くて使い易そう。玉藻様、玉藻様!」

珍しくはしゃいで刀を渡してくる薊に、玉藻前は仕方ないのうとソレを受け取る

玉藻「む? 確かに軽いな。いや、手が下がっていくから軽いんじゃなくて・・・」

腕の感覚が無い。その事実に気がついた刹那、ぞっとするような魔力の奔流が来た

牡丹「玉藻さま~、ほぅら! こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ」

突如くすぐって来る牡丹。手が刀を持ったまま全く動かない。身体も、何より全身がおかしい位に敏感になってしまっている
そして一瞬でも気を抜いたら意識を持っていかれる程くすぐったい。牡丹が後ろから抱きついて両脇をひたすらくすぐっている

玉藻(はひゃややややややややや、な・何をしてひる牡丹! く・・・口すらうがかない・・・ひゃははははいぃやははははは)

牡丹「ああ! ああっ! 玉藻様、玉藻様、玉藻様、ほら! くすぐったいですか? くすぐり続けますからね! こちょこちょこちょ」

この刀がおかしい! そう分かっていても。手が全く動かない。それどころか黒い何かが侵食する様に、腕から少しずつ身体に染みて来る

玉藻(ぎぃゃははははははははは! な、何とかしないと頭おかしくなる。牡丹がくすぐるのを止めないとこのままじゃマズイ)

A・何とか身体の何処かを動かしてみる
B・薊が何かして、牡丹が正気を取り戻すのを期待して耐える

玉藻は何とかして身体が動かないか試してみた。腕はもう全くダメだ。身体や頭も石の様・・・腕から一番遠い、脚と尻尾はギリギリ

玉藻(う・・・動いた。ゆっくりだが何とか動くぞ! ・・・そう言えば薊はどうしておるのやら)

薊がクスグリに加わらない事に疑問を覚えた玉藻前はふと考えを整理してみる。自分に渡してきたのは薊ではないか!もしかしたら・・・

「ぶつ・・・ぶつ・・・」

目を閉じて、ひたすら呪文を詠唱していた薊が目を開ける。印を結んだ手が動き、呪文の仕上げを行った

薊「淫力強化の術!」

首を動かせない玉藻前も、この一声で状況を全て把握した。呪文が直撃した玉藻前は、いきなり発情し、股間がもどかしくなるのを感じた

玉藻(ひゃぅぅぅぅぅぅぅう! ぼ・牡丹がくすぐって、薊は呪文でワシの身体を責める・・・このままじゃ本当にマズイ)

そして、

牡丹「ああ、玉藻様! 私で発情してくれているのですね? うれしいです。いつも・・・いつもお慕いしていました」

玉藻の様子を見て、一層クスグリを強める牡丹。その視線は熱を帯びて、頬には赤みが差している

牡丹「今すぐにでも押し倒して差し上げたい・・・でもまだ、もう少し、もう少しで薊がくすぐってくれますからそれまで我慢してください」

この状況を少しも疑問に思わず、直情的な事を次々口にする牡丹。果たして単純な洗脳なのか? それとも・・・

玉藻(も、もしやこの魔剣は潜在意識の拡大や、意識のすり替えをしているのか? ああっ、そ、それよりもアソコが・・・)

薊「くすぐりの術」

矢を射るような鋭い目で、薊が淡々と呪文を唱えて完成させる。そして玉藻前の全身が、突如激しいクスグリに襲われた

玉藻(ひゃひゃ、ぎゃははははっははっはっははははあはは! な、何じゃコレは! ぜ、全身が勝手に・・・ぎゃはははっは)

牡丹「はぁ・・・はぁ・・・やっとコレで一緒にイイ事が出来ますね。もう私がクスグらなくても大丈夫ですね!」

牡丹がくすぐるのを止めたにも関わらず、玉藻前は激しいくすぐったさに襲われていた。恐らく、先程の薊が放った呪文だろう
そして激しいクスグリに襲われながら全身が動かない玉藻前を牡丹は ころん と仰向けに転がして服を脱ぎ始める

玉藻(ああ! 牡丹が裸に・・・相変わらず剣客にしては扇情的で良い肉付きの・・・ってそんな事を考えておる場合ではない!)

牡丹「玉藻様、玉藻様! 股間がもどかしいんですよね? 今すぐ裸にして弄って差し上げます。・・・ほら、私も一緒に弄りますから」

玉藻前の服を手早く剥ぎとり、牡丹は右手で玉藻前の、左手で自分のモノを慰め始めた。だが、それもすぐ中断する事になる。何故なら・・・

薊「淫動の術」

呪文の完成と同時に、牡丹が歓喜の喘ぎ声を始める。玉藻前も声を上げたいが、全く口が動かないのだ

玉藻(あひぃぃぃいぃ、か、勝手に・・・わしのホトが疼いて・・・ひぃぃ!ぁあぁん! 流されてはイカン。流されては・・・尻尾はもうそこまで)

牡丹「はあ・・・これでもう下準備は完璧ですね。さあ、二人で愛を確かめましょう。ココで寿命で死ぬまで肌を擦り合わせるのが幸せなのですから」

そう言って牡丹は玉藻前の身体に重なる。敏感になった玉藻前の身体は完全に牡丹を受け入れ、牡丹が動いて擦れる旅に玉藻前の意識が崩れる

玉藻(ひゃあ! ス、スベスベしてて気持ちいい・・・あん! ひ、膝が時々ワシの股間を擦って・・・うぁああ! な、もう・・・これで・・・)

だが、そこで玉藻前の尻尾が遂に手の位置に来た。そして手と一緒に強く魔剣を握り始める・・・数瞬後、手の硬化が解け、口が動いた
もっとも、今度は代わりに尻尾が硬化して、下半身の自由が消えてしまったが

玉藻「今じゃ!」

A.牡丹を退かす
B.先に薊を討つ

薊「弛緩の術・・・」

薊が唱え終える刹那、玉藻前は咄嗟に火を飛ばして自身の尻尾を焼き切り、自分の服からマムシ薬を取り出して薊へぶつけた

牡丹「あ・・・あれ?」

玉藻「お主も正気に・・・戻らんか!」

魔剣の影響はやはり直接触れていないと効果が激減する様で、あっさりマムシ酒で元に戻る2名。しかし、肝心の魔剣は・・・

玉藻「・・・!? な、何と・・・」

切れた玉藻前の尻尾をまるで足の様に動かして、ひょこひょこと魔剣が歩いて逃げて行く。その不気味な挙動はカナヘビの様な感じで有った

牡丹「!! た、玉藻様! その尻尾!」

薊「うゎわわわ! な、何があったの? 何があったの?」

玉藻「・・・うろたえるでない二人とも。多分、この程度の損傷ならあの山神の村で再生できる。それよりもあの剣・・・」

玉藻前の体内に残る黒い妖気・・・それは間違いなくクスグリ大蛇のそれであった

地団太「ふむ、相手が強くなる前にトップをいきなりぶつけて奇襲するのは・・・結局失敗か」

朧鴉「だから言ったじゃろ。相手を追い込むには外堀を埋める必要がある。だからお主は三下なのじゃ」

梵天兎「でもでも、収益は有ったよね! あの玉藻前の尻尾がふさふさ・・・うふふふ」

水晶で玉藻達を観察している4つの影・・・そこには既に数多の人間を収容するクスグリ施設が出来上がっていた
そして何より、クスグリ大蛇の魔剣が何時でも帰れるようにワープゾーンが設置してあるのだ

だが、今回帰って来たのは魔剣だけじゃ無かった

朧鴉「これはこれは力強い! クスグリ大蛇様の力を浴びた妖狐とは」

梵天兎「来た、来たよ! 地団太! 早速だけどクスグリの間でアレ初めて? 大蛇様にエネルギーが必要なんだよ」

玉藻前の尻尾を6本連れて帰った魔剣。その尻尾の先には、早くも新しい狐の手足が生えつつあった

地団太「名前は黒玉藻・・・とか? うう、まだ子供だな。コレはしっかりこの基地で育ててやらんとなぁ」


お名前:

コメントはありません。 Comments/玉藻様と宝箱の罠