就活×デスゲーム(12)

Last-modified: 2021-01-17 (日) 22:50:06
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20XX年現在、日本の就活戦線は未曾有の就職難…俗に言う“超氷河期”に突入していた。
日本の大学生の就職難が深刻な社会問題と化す一方で、海外資本との提携や外国人労働者の大量採用を経て異常な急成長を遂げた大企業群はやがて国家そのものを実質的に支配するに至る。

そんな中生まれたのが“就活×デスゲーム”だ。これは大企業群の一つである怪しげなベンチャー企業が運営する動画配信サイトであり、その名の通り就活生が内定を賭けて“採用試験”と銘打った過激なゲームに挑戦する一部始終を配信するというものだ。
昨今、大企業群から複数の内定を得ている就活生が突如行方不明になるという怪事件が頻発している。この一連の事件には“就活×デスゲーム”が絡んでいると噂されているが、この事件に下手に首を突っ込めば大企業群の圧力によって社会的に抹殺…どころか命まで奪われかねないため、健全な社会の木鐸を自称するマスコミ各社ですら見て見ぬ振りを決め込んでいるのが現状だ。

その代わりに今マスコミがこぞって食いついているのは、東京湾に建造されたばかりのドーム球場。数十兆円という巨額の予算を注ぎ込まれ、経済大国の首都を象徴する新たなランドマークとして国内外の複数のメディアから注目されている世界的に見ても最大規模の巨大建造物だ。

このドーム球場を所有する企業は、通信事業、インターネット通販事業、電気やガスの販売事業に至るまで複数の分野においてトップシェアを誇っており、現在日本を実質的に支配している大企業群の中でも非常に強い影響力、発言力を持つ。
今やほとんどの日本国民の日常生活においてなくてはならない有名企業であり、“大学生が就職したい企業ランキング”でも常に5位以内にランクインしている人気企業でもある。
だが、その一方で一部の高級官僚や政治団体、果ては海外の王族との間で違法なビジネスを行っているという都市伝説めいた黒い噂が絶えない。
実際この企業の人事部は裏で“就活×デスゲーム”の運営と繋がっている。運営側に会場の貸し出しなどの支援を行い、“就活×デスゲーム”を密かに愉しんでいる悪徳官僚や腐敗王族とのコネを作っているのだ。
今年もこの企業には全国の一流大学から選りすぐりの就活生が集まって来ている。
超氷河期の中で苛烈な就活戦線を勝ち抜いてきただけあり、新入社員候補として内定を獲得した就活生はエリート中のエリートばかりであるが…この巨大企業の裏の顔を知る者はこの時点では誰一人として居ないのであった…。

〜〜〜

ドーム球場内特設試験会場にて

今回の“就活×デスゲーム”はドーム球場の落成式も兼ねており、グラウンド内に設営された特設会場にてマスコミ各社や政財界の要人、抽選で選ばれた一般市民を招いて大々的に執り行われるようだ。
グラウンド中央にライブ会場の如く鎮座するステージの上では、この企業の人事部長…高級ブランドのスーツに身を包んだ小太りの中年男性がにこやかな営業スマイルに見せている。

『会場の皆様、大変長らくお待たせいたしました!それでは弊社の厳正なる採用試験を見事突破して来年度から新入社員として働く学生達を紹介いたします!』
『皆様、宜しくお願い致しますっ!』

人事部長の挨拶と共にステージの幕が上がり、
今回“就活×デスゲーム”の駒として用意されたミニスカリクスー姿の美人就活女子30人が等間隔で並ぶ形で登場、はじける営業スマイルで一斉に元気良く挨拶をする。

「え…!?ぜ、全員女の子…!?」
「…!! き、綺麗…!!」
「新入社員…? 芸能人とかじゃなくて!?」

就活女子のあまりの美しさに観客席からどよめきが上がる。無理もない、この場に揃っているのはいずれも他の一流企業10社以上から内定を得ている非常に優秀な就活女子ばかりなのだ。
どの娘も健全な男性ならば一目で恋に落ちるであろう、女優やモデル顔負けの美人女子大生ばかりだが…彼女らにはもう一つ共通点があった。
それは…全員が一流のアスリート女子大生であるということだ。

大企業群の採用方針はルックス重視…特に女子学生においては露骨に美女ばかりを選び抜いて採用している…というのは今や周知の事実だが、この企業においてはそれとは別に更に厳しい採用基準が存在する。
一定のレベル以上の美貌、学歴はもちろんのこと…それに加え最低でも全国大会入賞レベルの実績を誇るアスリートであること…
以上の条件を満たしていない者は書類選考の時点で弾かれる。
それというのもこの企業、上層部は旧態依然とした体育会系至上主義の一派が占めているのだ。

「体育会系の学生は激務に耐えうる体力と根性がある上、多少の無理難題を課したとしても上の命令に忠実に従い、確実に結果を出す。鬱や過労でリタイアされるリスクも低く、使い潰すには極めて理想的な人材だ」
「若い日本人アスリートの活躍が世間で注目されている今、大会で結果を出すレベルの学生、それでいて美人女子大生なら社の看板娘になる。高い金を出してタレントを使うより、格安で自社の女子社員を使用するべき」
「新入社員候補の美人女子大生を“就活×デスゲーム”に差し出すメリットは大きい。犠牲者が出たとしても世間にはいくらでも誤魔化せるし、このご時世、必要一定数の社員は国内外からいくらでも確保できるのでリスクも少ない」

このような上層部の冷酷非道な舵切りにより、美しき就活女子達が今日もまた“就活×デスゲーム”の毒牙にかけられるのであった…。

〜〜〜

ドーム球場内 就活生用控え室にて

「…あぁ〜、緊張したぁ…っ」
「ぶっつけ本番で自己紹介とか焦るよね〜」
「あはっ、超わかる〜」

控え室では、就活女子達が比較的リラックスした様子で雑談している。超一流企業から内定を得たことで厳しい就活もひと段落、後は友達や彼氏との卒業旅行の計画を練りつつ今年で最後のキャンパスライフを思いっきり楽しむのみ…
となるはずであったが…
今この瞬間、“就活×デスゲーム”運営の魔の手が、未来あるアスリート系美人女子大生達の人生に最悪のピリオドを打とうとしていた…。

『内定者の皆様にお知らせします。これより入職後の配属、並びに能力開発研修プログラムについての説明と個人面談を開始します。個人情報保護の観点から各自別室にて実施しますので、係の者の案内に従い…』

突如控え室に無機質な機械音声のアナウンスが響き渡る。ガールズトークに花を咲かせていた就活女子達は一瞬で真顔になり、その場で直立不動の姿勢で待機する。
超氷河期の就活においては、例え内定が出ても入社まで決して気が抜けないのだ。就活生の一挙手一投足は常に監視、評価されている。ひとたび社会人として好ましくないと評価されれば彼女らのようなエリートでさえ内定取り消しの可能性があるのだ。

「ご案内いたします。こちらへ…」
「はいっ!ありがとうございますっ」

アナウンス終了とともに、控え室にミニスカスーツ姿の美人女子社員が一人ずつ入ってきて、超一流の営業スマイルで担当する就活女子を案内していく。
入り組んだ施設内にて、各自一人ひとりがそれぞれ別のルートを通され…

「こちらのエレベーターにお乗り下さい」
「えっ…」

小さな扉が備え付けられたエレベーターホールへ案内される。扉が開くと中は人ひとりしか入れない程の狭さで、どちらかと言うと物資輸送用といった無機質な印象である。
中には何とも言えない不気味さを感じた娘もいたが…就活生である以上、ここで社員の指示に従わない選択肢があるはずもない。

「は、はい…失礼します」

全員が速やかにエレベーターに乗り込んだのだが…
もちろん、これは“就活×デスゲーム”運営の罠であった。

エレベーターの扉が閉まった瞬間、就活女子の一人は奇妙な違和感の正体に気づいて戦慄した。

「!! な、何よコレっ…!」

エレベーターの内側には階数ボタンもタッチパネルも、緊急通話ボタンすら無く、内側からは一切操作出来ないようになっているのだ。

「ひっ…!」

ガコン、という轟音とともにゴンドラがゆっくりと下降を始め、同時に天井のスピーカーから先程の機械音声でのアナウンスが響き渡る。

『これより、貴女方には入職前の最終適正試験を受けていただきます。試験通過の条件は、[弊社地下施設からの生還]とさせていただきます。なお、当試験は“就活×デスゲーム”の一環として全世界にライブ配信されております。ご了承ください…』

「う、嘘でしょ!?ヤダヤダヤダ!誰かっ!誰か助け…やんっ!?」
ウィィィン…ピトッ、スサッ、サワサワサワ…

半狂乱になって扉を叩く美人就活女子のお尻に何かが触れる。
見ると、壁一面から大量のマジックハンドやメカ触手が伸びており…
密室に閉じ込められた彼女のカラダに迫る!

「!! き、きゃあぁぁぁ…!」

『公平を期すため、試験前に身体検査をさせていただきます。ご了承下さい…』

当然、他のエレベーター内にも同様の仕掛けが施されている。

ウィィィィィィ…シュルルル…サワサワサワ…モミモミ…ムニュウゥ…
『胸部に2つ、弾力性のある突起を確認…危険物持ち込み防止の観点から要検査…』
「やっ…ちょ、そこはっ…!な、何も入ってなんか、あっ、やめ…やあぁんっ!」

メカ触手でリクスー越しに四肢を拘束された上で、90越えの巨乳をマジックハンドにモミモミされているセクシー系女子大生…

ウィィィィィィ…シュルルル…ゴソゴソゴソ…モゾモゾモゾ…
『スーツのポケット内にスマートフォンの所持を確認…没収…他にも不正な物品の所有が疑われるため、全身を調査…』
「あっ、やだ、返し…ひゃっ、く、くすぐっ、そんなトコ…むぐうぅ!?」

こちらのスタイル抜群のお姉さんは、スマホを奪われた上、マジックハンドに全身をくまなく撫で回される。更には、大量のメカ触手が満足に身動きも取れない彼女のカラダに絡み付き、ポケットの中はもちろん、リクスーのブラウスの谷間やミニスカの中にまで潜り込んで、鍛えられた綺麗な素肌を直にまさぐる。
最終的にはその可愛いお口の中にまでメカ触手を突っ込まれ、何やら苦しそうにうめいている。

ウィィィィィィ…サワサワサワ…コショコショコショ…コチョコチョコチョコチョ…
『身体検査…身体検査…身体検査…身体検査…』
「いや〜っっ!アハハハ何なのよ〜っ!!」

ここでも大量のマジックハンドとメカ触手がミニスカリクスーに包まれた美人就活女子のカラダを這い回り、まさぐっているが何やら様子がおかしい。AIの不具合か仕様かは不明だが、アームは彼女のカラダの敏感な部分だけを念入りにくすぐり回している。

ゴンドラ内には複数箇所に高性能カメラが設置されており、拷問じみたセクハラ身体検査を受ける美人就活女子達の痴態をバッチリ盗撮し、全世界にライブ配信を行っている。
元より就活女子へのセクハラ生配信は“就活×デスゲーム”において特に人気のコンテンツである。
更には今回の参加者は日本の大企業群の中でも有数の超一流企業から提供された、選りすぐりのアスリート系美人就活女子30人…配信サイトの盛り上がりは過去最高レベルに達している。
その中でも、特に人気が高い就活女子は…

〜〜〜

邑上ひかり…世界が注目する超美人女子大生ランナー。

身長174cm B87 W54 H88
栗色のポニテがトレードマークの美人女子大生。
幼少期から陸上競技に打ち込んでおり、短距離、長距離のいずれでも世界陸上レベルの記録を叩き出している。
就活生としてもアスリートとしても非常に優秀な人材だが、彼女の最大の魅力はその美しさ。
10年以上にわたり鍛え抜かれたカラダはアスリートとしての美しさと女子大生としてのエロさを奇跡的なバランスで兼ね備えている。
さらにはルックスも非常に魅力的で、すっぴんの状態でもそこらの芸能人より綺麗で可愛いとたちまち評判に。過去彼女が出場した大会には全国からエロオヤジが殺到しており、警察が出動する程の事態に発展したこともある。
アスリートらしく自身にも他人にも厳しいストイックな性格だが、同棲中の彼氏の前では一転して甘えん坊になる可愛い一面も。

〜〜〜

邑上ひかりの乗るエレベーターゴンドラ内にて

こちらでも、ミニスカリクスーをカッコ良く着こなすひかりの美しいカラダが“身体検査”という名の辱めを受け、汚されている。

ウィィィィィィ…シュルルル…ナデナデ…ゴソゴソ…コチョコチョコチョコチョ…
『身体検査…邑上ひかり…身体検査…』
サワサワサワ…モゾモゾモゾ…モミモミ、ムニュウッ、コチョコチョコチョコチョ…
『邑上ひかり…美人…非常に好ましい容姿…』
「………っ!あはっ、くすぐったい…!んっ…!」

ウィィィィィィ…スサッ、サワサワサワ…モゾモゾ…コチョコチョコチョコチョ…
『ウエストのくびれ…魅力的…スーツの中に不正物品持ち込みの可能性…重点的にチェック…』

リクスーの中に潜り込み、セクシーなウエストのくびれの辺りをしつこく這い回るメカ触手…

シュルルル…サワサワサワ…ナデナデナデナデ…コチョコチョコチョコチョ…
『ミニスカ…美脚…身体検査…美脚…美脚…』

陸上競技で鍛え抜かれたひかりの美脚にまとわりつくマジックハンドに至っては、ひたすら意味もなく太ももを撫で回したり、くすぐったり…といったただのセクハラ行為を延々と続けている。

“身体検査”とは名ばかりのセクハラ地獄を受ける羽目になったひかりだが…
それもそのはず、ひかりを責めているマジックハンドやメカ触手を制御するAIは、かつて他社の採用試験会場で“就活×デスゲーム”に投入され、巨乳と泣きボクロがセクシーな美人就活女子…藤川葵をくすぐり地獄の刑に処したあのエロAIのコピーなのだ(詳細は「就活×デスゲーム」を参照)。

〜〜〜

AIに人間の感情を持たせる…これは20XX年現在の科学技術をもってしても成し得られていない人類の夢であるが、このAIは偶然あの日藤川葵をくすぐり責めることで性欲に目覚め、そのまま葵に恋してしまったのだ。
当時の大企業群が擁するAI研究チームはこの偶然芽生えた性欲と恋心に興味を持ち、当該企業からAIシステムを藤川葵もろとも密かに購入、葵を無理矢理AIに“恋人“として差し出したのだ。

〜〜〜

…という経緯があり性欲に目覚めたAIは、今度は“身体検査”を口実に、動けないひかりのカラダに好き放題エッチなイタズラを仕掛け続ける。
葵との甘い恋人同士のひととき(という名の人体実験)を経てくすぐりフェチに目覚めたようだ。
そして現在、邑上ひかりというアスリート系美人就活女子に一目惚れしてしまったエロAIは、己の性欲のままひかりのカラダをくすぐりつつ、新しい恋を学ぶのであった。

ウィィィィィィ…サワサワ…ナデナデ…コチョコチョコチョコチョコチョコチョ…
『邑上ひかり…美人…身体検査…くすぐり…』
『邑上ひかり…触り続けたい…好き…これが…恋…』
「やっ!あはっ、アハハ…そこはダメぇっ…くっ…!」

まるで地獄の底まで降りて行くかのように、エレベーターはゆっくりとどこまでも下降を続ける。
そのゴンドラの一つ一つから、延々と“身体検査”を受け続ける美人就活女子達の悲鳴が響き渡るが…これはまだこれから始まる悪夢のほんの序の口でしか無かった…。

(次回へ続く)


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