小池里奈くすぐり

Last-modified: 2020-11-08 (日) 03:52:54
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【登場人物】
里奈:16歳。本編の主人公。
遥香:16歳。里奈の中学時代の同級生。
拓海:17歳。遥香の元カレ。今回のキーパーソン。
友美:15歳。遥香の後輩。
涼子:15歳。遥香の後輩。

「お疲れさまでしたぁ」
雑誌の撮影を終えた里奈は、スタッフに挨拶をしながら、帰り支度をはじめていた。
今日は学校を舞台とした写真の撮影で、里奈は薄いブルーのブラウスにミニスカートの制服を身にまとっていた。
里奈の中でもお気に入りの衣装で、向かえにある鏡に映る自分の姿にご満悦の様子だ。

「おーい、里奈。」
そのときマネージャーが里奈に呼び掛け、駆け寄ってきた。慌てて綻んだ顔を引き締める。
「何ですか?」
「さっき里奈の同級生だって子が下のロビーに来てたぞ。」
「同級生?」
「なんか里奈に話したいことがあるって言ってたな。」
「へー。誰だろ?」
「まだ下で待ってるだろうから行ってみたらどうだ?今日の仕事はこれで終わりだから、もしならもう上がってもらって構わんぞ。たまには友達と楽しんで来いよ。」
「そうですか?じゃあお言葉に甘えてお先に失礼します。」
「ああ。また明日よろしくな。」
「はい。では失礼します。」
ペコリとマネージャーに一礼した里奈はロビーに通じる階段を降りていった。

「でも誰だろ?わざわざ会いに来るなんて。」
いろいろ思い浮かべながらロビーに降りると、一人の女の子が里奈に向かって手を振りながら大声で呼び掛けてきた。
「里奈ー!!」
「えっ、遥香ちゃん!?」
里奈に会いに来ていた子の名は沢村遥香。小6の頃から仲良かったが、中3のときに初めて同じクラスになり、さらに仲は深まっていった。しかし遥香は遠方の高校に行くことになり、里奈も仕事が増えてきたため、中学を卒業してからはあまり連絡はとっていなかった。

「久しぶりー!仕事はもう終わったの?」
「あっ、うん。どうしたの?」
「ちょっと相談があってさ。」
「相談?」
里奈はビックリした。
これまで何度も遊んだり語ったりしてきたが、遥香から相談を持ちかけられたのは初めてだ。
「なんかあったの?」
「うん。ちょっと人間関係でさ…」
元気なくうつ向く親友を見て、慌てて里奈が話しかける。
「私で良かったらいくらでも聞くよ。だから話して。」
「ホントに!?嬉しいー!」
笑顔で手を握ってきた親友に里奈も笑みがこぼれた。

「でも、どこで話そっか?」
「私の家に来ない?」
「遥香ちゃんち?(そう言えば遥香ちゃんち行ったことないなー)」
「うん。いまパパもママも出張でいないからゆっくり話せると思うし。」
「うん、いいよ。」
「やったぁ!」
「じゃあちょっと着替えてこようかな。このままじゃ何か悪いし。」
里奈はまだ撮影で来ていた衣装のままだったことに気づき、着替えに戻ろうとした。
「いや、そのままでいいよ。すごい似合ってるし。」
「でも…」
「さっきも言ったけど家には誰もいないから気にしないで。それにその格好の方が…」
「えっ?」
「あっ、ううん。それにいま爺やを待たしてるから、できれば早い方がありがたいんさ。」
慌てた様子の遥香を少し不思議に思った里奈だったが、遥香の言う通り、撮影用の制服姿のまま行くことにした。
「でも爺やってすごくない?まるでお嬢様みたい(笑)」
「ふふっ、そう言えば家来るの初めてだったね。じゃ行こうっか!」
そう言うと遥香は里奈の手を掴み走り出した。

「うわー!!大きいー!!」
里奈は遥香の家を見て思わず叫んだ。
広々としたガーデンに、まるで宮殿のような大きな家。
遥香の家が豪華だという話は聞いていたが、想像を超える現実に圧倒された。
「遥香ちゃん、ホントにお嬢様じゃん(笑)」
「でも大きいと大きいで、大変なことも多いよ。」
「うわーイヤミだー(笑)」
「さっ行くよ。」

遥香に案内され家に入る。
幾つもの部屋があり、トイレに行くのも迷ってしまいそうな広さだ。
「ここが私の部屋だから中で待ってて。何か飲み物持ってくるね。」
「あっ、うん。ありがと。」
里奈は遥香の部屋の広さにも驚いていた。
15畳くらいあるだろうか。
アニメやドラマでしか見たことないような大きなベッドには、可愛らしいぬいぐるみがたくさん置いてある。
テレビやコンポも最新のものばかり。
「いいなぁー」
思わず声がこぼれてしまう。
「おまたせー」
遥香がジュースを入れたコップを持って入ってきた。
「遥香ちゃん、こんな広い部屋で過ごしてるの?マジ羨ましいんだけどー。」
「ふふっ、はいオレンジジュースで良かった?」
「うん。ありがと。チョー喉渇いてたんだー。」
「どうぞ召し上がれ。まだたくさんあるから。」
そう遥香にすすめられ、ゴクゴク里奈はジュースを飲み干す。
「あー、美味し!」
「里奈ちゃん豪快(笑)。それで、相談のことなんだけどさ。」
家の大きさと遥香の部屋の広さに圧倒され、肝心の相談を聞きに来ていたことを忘れていた里奈は慌てて背筋を伸ばした。
「あっ、うん。人間関係って言ってたね。新しい高校の友達とか?」
「ううん。拓海のことなんだけど。」
「拓海先輩?」
拓海は遥香や里奈と同じ中学の一つ上の男子生徒で、昨年の夏から遥香と付き合っていた。
「実はね、拓海と別れたんだ。」
「えっ!?」
里奈は驚きを隠せなかった。
遥香と拓海は周りも認めるベストカップルで、里奈自身も、大袈裟でなく本気で結婚まであるのではと思っていた。
「何かあったの?」
「他に好きな子ができたんだってさ…」
「そうなんだ…」

どんな言葉をかけたらいいのか?
里奈は会話に詰まってしまった。
そんなとき、突然猛烈な眠気が襲ってきた。
「里奈、大丈夫?何か顔色悪いよ。」
「うん、なんか…急にダルくなって……今日は…そんなに疲れて………ないのに…」
そう言うと里奈はそのまま倒れるように眠ってしまった。

「どうやら薬が効いたようね。」
朦朧とする意識の中で、そう呟く遥香の声が聞こえた。

どれくらい経ったのだろう。
里奈が眠りから覚める。
「う…うーん」
目を開けると白いスーツが見えた。
(そっか、寝ちゃったら遥香ちゃんがベッドに運んでくれたのかな?)
「!!!!!」
里奈はあまりの驚きで一気に眠気が吹き飛んだ。
起き上がろうと思ったが、両手はバンザイの格好のままベッドの前部に縛られ、両足もベッドの後部に縛り付けられている。
X字の形で全く動けない。
何とか抜け出そうと必死にもがくが拘束は固く全く外れる気配はない。
なぜこんなことに?里奈は半ばパニックになっていた。

そんな中、不適な笑みを浮かべた遥香が部屋に入ってきた。
「目が覚めたようね。」
「は、遥香ちゃん!これは何なの?早く外して!!」
「ふふっ、そうはいかないわ。里奈にはたっぷりオシオキしなきゃなんだから。」
「何オシオキって!?」
「さっき拓海の話したでしょ?拓海に好きな子ができたって。あれ里奈のことなの。」
「えっ!?」
里奈は遥香の突然の告白に言葉を失う。
「あなたのせいで私たちは別れる羽目になったのよ。」
「そっそんなこと言われても私何も…」
「あなたがいなければ私と拓海はずっと一緒に居られたのに。絶対に許さないから。」
「そんなの逆恨みじゃない!」
遥香の勝手な言い分に里奈は怒りを露にした。
そんな里奈に対し遥香は不適な笑みのまま話しかける。
「まるで申し訳ないって気持ちはないみたいね?」
「当たり前でしょ?拓海先輩の気持ちが遥香ちゃんから離れたとしても、それは先輩が決めたことじゃん。私のせいみたいに言わないでよ!」
「ふっ、やっぱりオシオキが必要ね。友美、涼子おいで。」
そう言うと2人の女の子が部屋に入ってきた。
「紹介するわ。私の後輩の友美と涼子よ。」
「こんにちはー。」
「うわー!!里奈先輩チョーかわいいー。」
「挨拶はいいから早くこれ外してよ!」
里奈は必死に2人に助けを求めた。
「ダメですよー。」
「そんなことしたら遥香先輩に怒られるし、お給料ももらえなくなっちゃうしー。」
「給料って何よ?」
「うふっ、私がこの子たちを雇ったのよ。この子たちはまだ中3だからバイトもできないでしょ?」
遥香が笑顔で里奈に話しかける。
「バイトって何のバイトよ?」
「もちろん、あなたへのオシオキのお手伝いよ。さっ、2人とも始めるわよ。」
「はぁい!」
遥香の声がけとともに、友美は里奈の足下に、涼子里奈の左脇に歩み寄る。
「ちょ、ちょっと!来ないで!!」
里奈は動けない身体で必死に抵抗する。
「先輩、そんなに怖がらなくて大丈夫ですよー。」
「そんなに動いたらパンツ見えちゃいますよ(笑)」
友美と涼子は楽しそうに里奈に話しかける。

「遥香ちゃん!私をどうする気なの?」
里奈が涙目で遥香に問う。
「リンチとかじゃないから大丈夫よ。里奈の大切な顔や身体に傷やアザをつけたりはしないから。仕事に影響させたら後々面倒になりそうだしね。」
その言葉に里奈は少しだけホッとした。てっきり3人がかりで殴られたり蹴られたりするものだと思っていたからだ。
「でも、もしかしたらそれ以上に苦しいかもね。」
「えっ!?」
遥香の発言に里奈が凍りついた。
「おしゃべりはこれくらいにしましょうか。友美、お願い。」
「はい先輩!」
遥香に頼まれた友美が里奈の両足の靴下を脱がせた。
里奈のきれいな足があらわになる。

「えっ!ちょっと!何するの?」
里奈は突然の行動にパニックに陥った。
「里奈って昔からすごいくすぐったがりだったよね?だから今からたっぷりくすぐってあげるわ。」
遥香のその言葉に里奈はあわてふためいた。
「そっそんな!やめて!いやーー!!!」
里奈はこれまで以上に必死にもがき拘束を解こうとする。
「無駄よ。絶対に外れないようにしてあるから。じゃあ2人とも始めて。」
「はぁい」
返事とともに友美は里奈の足の裏を、涼子は里奈の脇の下と脇腹をコチョコチョくすぐり始めた。

「きゃーーっははははっはははははっはははー!!いやぁー!あはははははっはははー!!」

猛烈なくすぐったさが里奈を襲う。
「いやぁー!やだぁ!!はははははっははははははー!!くすぐったーい!!やめて!やめてー!!あーーっははははははは!」
里奈はX字にくくられた身体を必死に捩りながら笑い悶える。

「うわー!里奈先輩チョー敏感(笑)」
「足の指もすごい動いてるし(笑)」
くすぐっている2人が楽しそうに話している。

「きゃははははははーははっはははー!!やめて!やめてってばぁ!あーーっははははははは!くっ苦しいよーぉ!!ふっははははっはははははー!」

「苦しいでしょ?でも私はもっと苦しい思いをしたのよ。」
遥香が里奈を見下ろしながら吐き捨てる。

「きゃははははっ!そっそんなのっ!ははーははっはははー!遥香ちゃんの!きゃーはははははー!おっ思い込みじゃんかぁーーっくははははっ!あはははははははー!!」

「まだそんなこと言うのね。友美、涼子!もっとたっぷりくすぐってやりなさい!!」
「はぁーい」
「里奈先輩覚悟してくださいね。コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ」

2人のくすぐりが強まった。
友美は爪を立てるように里奈の足の裏をカリカリ掻くようにくすぐり、涼子は脇の下に指を食い込ませコチョコチョくすぐる。
また脇腹も両側から揉みほぐすようにくすぐる。

「いやーーっははははーっはははは!あーーっははははははは!やめてぇー!もう無理ー!!きゃははははははーははっはははー!しっ死んじゃうよー!あははははっはははははー!」

「まだまだこれからですよー(笑)コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョー。」
「しっかりやらなきゃお給料もらえないもんね。コチョコチョコチョコチョコチョコチョ」

2人はまるで止めようとしない。
里奈は必死になって両手を下ろそうとするが、拘束はまったく緩む気配すらない。
「きゃははははははーははっはははー!動けないよー!!あっははははははっはははははー!!どうしたら外れるのー!!いやーーっははははっははははー!」

「どんなに暴れても無駄ですよ先輩。絶対に外れないですから。せいぜい頑張ってもがいてみてください。」
「いくら必死に足の指を動かしても逃げれないですよ。」
友美と涼子は挑発的な発言を繰り返す。

「きゃははははははーははっはははー!もっもうダメっ!!だめぇぇっはははははっははははははー!早くっ!早くやめてっ!あーーっははははははは!」

「ふふっいいザマね。あっそうだ!あなたの一番の弱点を思い出したわ!」
遥香はそう言うやいなや、里奈にまたがり、ミニスカートからさらけ出されてる両足の膝上辺りを鷲掴みするようにつかみ、強めに揉み始めた。

「きゃぁぁぁーーーー!!!あっあーーっははははははは!きゃははははははーははっはははー!無理無理無理ぃぃぃー!!いやーっははははー!やめて!やめて!やめてぇー!!!」
里奈の笑い声のボリュームが一気に高まった。
何とか遥香の手を離そうと足をくねくねさせるが、遥香はそれを逃さない。
「やっぱりここは苦手みたいね。まだまだ苦しみなさい。」
「わー遥香先輩すごーい!」
「私たちも頑張らなきゃね!」
遥香に刺激を受けた友美と涼子も巧みに里奈をくすぐり続ける。
「きゃははははははーははっはははー!もうやめてぇー!!いっ息が!!くひゃーっははははーっははははーはははは!やだやだぁー!」
里奈は涙を流し、顔を赤らめながら笑い続ける。
「あはははあははっははははははー!ごっごめん!!ごめんなさーい!!きゃーーっははははっはははははー!はっ遥香ちゃん!!あっ謝るからぁぁっはははははっははははははー!もう許してぇー!!ぇーっへへへへへ!あーーっははははははは!」
里奈は懸命に遥香に謝り始めた。
「里奈、あなたが悪いって認めるのね?」
膝上や太ももをくすぐりながら遥香が里奈に問いかける。
「あーーっははははははは!みっ認める!認めるからぁーーっははははきゃーーっははははっははははは!はっ早くっくすぐりやめてぇー!!いやーっははははー!」
「2人ともいったん止めて。」
「はぁーい」
遥香の一言でくすぐりが止まる。
「はぁー……はぁー………けほっけほっ…ふぅー……」
里奈は懸命に呼吸を整える。
「相当堪えたようね。でもあなたが謝ったからって拓海が戻ってくる訳じゃないわ。」
「はぁ……はぁ…そっ…そんなこと……言われても…」
「そうだわ!じゃあ今から拓海をここに呼ぶから、あなたの口から拓海に『好きじゃない』って直接言って。拓海が里奈を諦めれば私の元に戻ってくるかもだし。」
「はぁ…はぁ……そんなこと……先輩に言えないょ……」
「あらそう?じゃあこのまま気絶するまでくすぐり続けようか?」
「私たちとしてはそのほうが楽しいけどねー(笑)」
「ひっ!!」
里奈は「くすぐり」という言葉を聞いただけで震えてしまうほど敏感になっていた。
「わっわかった!ちゃんと先輩に言うから!お願い!!もうくすぐりはやだぁ!!」
「ふふっ、ホントに里奈はくすぐりに弱いわね。じゃあ電話してくるわ。」
そう言うと友美と涼子を残し、遥香が部屋を出ていった。

「(先輩には悪いけど、話せば遥香ちゃんも許してくれる。もうくすぐられるのだけはいやっ!)」
里奈は心の中で拓海に謝った。

「里奈せんぱーい!」
そんな中、涼子が里奈に話しかけてきた。


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