ロビンとナミ

Last-modified: 2021-05-09 (日) 07:06:00
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とある島に停泊中のゴーイングメリー号。
麦わら帽子を被ったドクロマークが描かれた三角帆と、羊を型どった船首が特徴的な海賊船。
夕暮れの港に人気は無く、静かに波の音だけが辺りに響いていた。

船室には二人の女性。

隣合って椅子に座っているのは、ロビンとナミだ。

船長ら他の仲間達は街へ出て各々用事を済ませている。

「でも良かったの?航海士さん。貴方、島に着いたら早く買い物がしたいって言っていたじゃない。」

ロビンは読んでいる本のページを捲りながら言った。

「いいのいいの。私だってたまにはゆっくりしたいわよ。それに、一人か弱いお姉さまを留守番に残す訳にもいかないじゃない?」

「あら。優しいのね。」

ナミは航海日誌を書きながら退屈そうに言った。

静寂が漂う船長の中。

「……。」

(あいつらは暫く戻らない、わよね…。)

ナミは隣で読書に耽るロビンをチラリと見た。

「ねぇロビン、何読んでんの?」

「これ?話すようはものではないわね。」

「…へぇ。どんな内容?」

「一言で言えば歴史ものね。」

「…そう。」

ロビンを見て、どことなく落ち着かない様子のナミ。
そんな彼女と裏腹にロビンの目線は本から動かない。

「……あぁ~肩凝ったぁ~。」

ナミはペンを起き、腕をぐーっと上に伸ばす。

「……。」

もう一度チラリとロビンを見るも、ロビンに相変わらず変化は無い。

「ねぇ、ロビン?」

「何かしら。」

「いつものマッサージ……してくれない……?」

ナミは気持ちばかり声のトーンを落としながら言った。どことなく緊張した様子にも取れる声色だった。
両腕は上げられたままだ。

「……。」

ロビンは一瞬だけ、横目にナミを見た。

「仕方ないわね。良いわよ。」

ナミの腰辺りから二本の腕が生えた。
ロビンのハナハナの実の能力だ。

「肩が……凝ったのね?」

「……。」

ナミの身体はビクッと震え、期待混じりの表情を浮かべる。
ピンと伸ばされた両腕に力が込められた。

そして二つの手がゆっくり動き出した。

「……ッ」

ナミを目を瞑り、唇を噛み締める。

(く、来る……ッ)

ナミの肩に二つの手が置かれると、親指で肩甲骨辺りを指圧した。

「そうそう、その辺が凝るのよ~……って!ロビン!?」

「何かしら。」

ナミは期待外れと言わんばかりにロビンの方を向く。

一方、素知らぬ顔で読書を続けるロビン。

「わ、私はいつものマッサージって言ったでしょ!」

「だからしてあげてるじゃない。」

「ち、違うって……私がして欲しいのはッ……い、いつものよ……。」

「いつもの?分からないわ。」

「……もう!」

ナミは勢い良く椅子から立ち上がった。
怒った様な表情をしているが、頬はうっすら赤らんでいる。

「……ふふふ。」

小さく笑うと、ロビンの口角はニヤリと上がった。

「……ロビンが悪いんじゃない。」

ナミは履いていたサンダルを脱ぎ捨てると、側のベッドへ思い切り飛び込んだ。

「航海士さん?はっきりと言わないと分からないわ。何がお望みなのかしら。」

「……ロビンが悪いのよ。」

「あら。悪いことをしたのなら謝るわ。」

「……ッ!そうよ、したわよ。癖になるまで徹底的に……私を……その……。」

枕に顔を埋め、足をバタバタさせるナミ。

そんなナミの様子を横目に見つめながら、ロビンは吹き出しそうになるのを堪えていた。

「航海士さん。」

「……何よ。」

ナミが不貞腐れた顔でロビンの方を向くと、ロビンは本を閉じて彼女を妖しく見つめていた。

ロビンが脚を組み直すと同時に、ナミが横になるベッドの四隅から腕が生えた。

「……ちょ……」

ハナハナの能力で生えた腕はがっちりとナミの四肢を掴み、ナミはベッドにXの字に拘束されてしまう。

「徹底的に私を、何?」

「……。」

「癖になるまで、何?」

「い、言えないわよそんなっ、恥ずかしい……ッ」

「そう。」

ナミの周りを囲う様に無数の腕が生えた。

「あッ……ロビン……」

ナミの頬が更に赤らむ。

視界に無数の指先がゆっくり蠢いているのが映る。
指先は今にもナミの全身に触れんばかりだ。

「……あ、う……ッ……!」

ナミの表情は期待と羞恥に満ちていた。

そんなナミを、ロビンは嗜虐的な笑みを浮かんながら眺める。

「航海士さんは、何がそんなに癖になってしまったのかしら?」

「……だ、だからその……前に私の身体を……」

「身体を?」

「……思い切り、……じゃない……。それで……」

「ふふふ。聞こえないわ。」

「……~ッ!!」

「それで?」

「それで、その…………んあッッ…!」

ナミの両膝の裏に、指先が触れた。

「ちょ、いきなりッ、あぁッ」

今度は膝小僧を五本の指でふわりと優しくなぞる。

「言えないのかしら。」

ナミの両足の爪先は掴まれ、足の裏を強制的に沿った形にされる。

「あッちょ……ッ…あぁッやだッ」

柔らかい足の裏を、いやらしくツン、ツンと突くとその度にナミの身体は震える。

「く、くすぐッ……くすぐったじゃない!それで……!」

「えぇ、そうね。」

「……それで、その……。」

「ふふふ。癖になったのね?」

「……っ……。」

「マッサージだなんて言わないで、はっきりと言わないと分からないわ。」

ロビンの人差し指は、ナミの足の裏を優しくなぞり上げた。

「あぁぁッ……く……くすぐって……」

「くすぐって?」

「私を、くすぐって!好きなように!!ロビンの手で!!たくさん、こちょこちょしてください!」

ニヤリとロビンは微笑んだ。

「あぁぁぁッ!あははははッ!あッあぁぁぁッ!」

ナミの足の裏に激しい感覚が襲った。

「あははははははッ……!」

ナミの足の裏を、ロビンがくすぐり出したのだ。

「あぁぁぁはははははははははーッ!あしぃーっ、あしのうらぁぁッ!!」

細く長い指先を細かくこちょこちょと動かす。

「ようやく素直に言えたわね、航海士さん。」

「あっはははははははははッ!あぁぁぁーッ!」

土踏まずをこちょこちょしたと思えば、指先の付け根を乱暴にガリガリと引っ掻かれる。

ナミを四肢を必死に暴れさせ抵抗するも、ロビンの腕がそれを許さない。

「あぁぁははははははははははははははははッ!」

「本当に待ちきれなかったのね。嬉しそうよ。」

「うぅぅぁぁっははははははははははははははははははは……ッ……!あしが、あしがぁぁぁぁぁーッ」

柔らかくすべすべした足の裏は、僅かに汗ばんでいた。
爪の先から送られる刺激が堪らなかった。

頬杖を突きながらロビンは悶えているナミを満足気に見つめる。

「そうそう。マッサージをご所望だったわね。」
 
「ぎゃあぁははははははははははははははははッ!や、いやぁははははははははははははははははははははッ!!」

足の裏に加え、更なるくすぐったさに襲われた。

「ぞれだめぇぇぇーッッ!!」

ベッドに無数に生えるロビンの腕は、くびれたナミの脇腹を掴み、揉み解す。

「ぎゃははははははははははははははははーッ!もまっもなにゃいでぇぇぇぇーッ!!ぎゃっははははははははははははははははははははははははははははッ!」

もみもみと揉み込まれる脇腹。。

短めのTシャツから覗かせる脇腹を直接揉まれるのは、耐え難い刺激だった。

「あーッはッはッはっッはッはッはッはーッ!!!!」

身体の奥の神経を転がすような刺激。

もみもみと、絶妙な力加減でくすぐるロビンの手つきは神業とも言えるものだった。

微笑んだ表情とは裏腹に、その無数の指はナミに地獄の苦しみを与え続ける。

指先一つひとつが脇腹のツボを捉え、肉がぐにゃりぐにゃりと形を変える。

「ぎゃあぁぁぁははははははははははははははははははははははははーッ!!!あぁぁーははははははははははははははははははははッッ」

また、ある指は肋骨の間をくりくりと動かし、ある指は胸の横をさわさわと動かす。

「こんな風にこちょこちょとくすぐられて喜ぶのね。」

「ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははははッ!!!!」

「嬉しい?私にこちょこちょされて。」

「いやよぉぉぉははははははははははははー!!」

「変態ね、貴方。」

言葉とは裏腹に涙を流し笑うナミを見つめるロビンの表情は明らかに恍惚としていた。

足の裏と脇腹をくすぐっていた手が止まった。

「あぁぁぁぁぁぁぁーッ!!ああああーッッ!!!」

「ふふふ。知ってるわ。ここが一番効くのよね。」

「きゃあぁぁははははははははははははははははははははははははははははははははッッッ!ぎゃあぁぁぁーッ!!!ぎゃぁぁははははははははははははははははははははははははッ!!」

一段と激しく抵抗するナミ。
両腕を下ろそうと今までより強く力を込める。

「わきぃぃッ!わきがあ!わきがははははははははははははははははッ!あーはッはッはッはッはッ!あぁぁはッはッはッはッはッはッ!」

Tシャツの袖から潜る込むロビンの指先。

「ぎぃぃやぁぁぁぁははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははーッ!」

潜り込んだ指先は、ナミの腋を直接襲う。

「だめぇぇーッ!わきはぁぁははははははははははははははははッ!わきはぁぁははははははははははははははははははははははははーッ!!!!」

今までのくすぐり責めでびっちょり汗をかいた腋。
他人に触れられる羞恥心など今はなかった。
くすぐったい。
腕を下ろしたい。
今感じているのはたったそれだけだった。

ナミに唯一抵抗は、汗と涙でぐちゃぐちゃになった顔をぶんぶんと狂ったように振ることだけだ。

「ぎゃああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははーッ!!!!!」

ナミの一番の弱点。
それを承知済みのロビンは、敢えて他の部位をくすぐらずに、腋のみに集中させた。
弱い部分を徹底的に責めてやりたいというロビン嗜虐的な思考だった。

「あぎゃぁぁははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははッ!ははははははははははははははははーッッッ!も、だめぇぇぇぇぇー!」

虫が這い出るようにベッドから生えてきたのは、通常の手の10分の1程、或いはそれよりも更に小さな手。

「いやぁぁぁぁ!?がぁぁぁぁーッははははははははははははははははッ!ぎゃッッははははははははははははははははッ!」

小さな手の小さな指。無数の指が、両方の袖口に忍び込む。

「~~~~ッ…!!」

ナミ自身、感じたことの無い刺激だった。
腋窩を余すことなく小さな指が這いずり回る。
暴力的なくすぐったさだった。

「がぁあぁぁははははははははッ!ぎゃーッははははははははははははははははッッ!~~~~~~ッ…!わぎはだめだのぉぉぉぉぉ~ッ!わきいぃやぁははははははははははははははははははははッッ!わぎぃっひひひひひひひッ!!!」

時折声にならない笑い声を上げるナミ。
汗で潤滑油を塗りたくった様に滑る腋を襲う悪魔の指先。
腋に群がるそれは、ハナハナの実の能力でしか味わえないくすぐり。
爪の先でこしょこしょされ、肉を優しく摘まれる。

「ぎゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははッッ!ぎゃああッははははははははははははははははははははッ!わぎがぁぁぁぁぁぁーッ!わぎぃぃごわれぅうううッ!」

「うふふ。今の顔、貴方に見せてあげたいわ。」

「ごわれちゃうぅぅーーッ!わきがぁぁははははははははははははははははははははははははッッ!わきぃぃぃぃぃぃーッ!」

「これからも大好きなこちょこちょ、沢山味わってね、航海士さん。」

こうして今宵も、くすぐられ好きのナミはくすぐり好きのロビンの虜になるのだった。

とある島に停泊中のサウザンドサニー号。
麦わら帽子を被ったドクロマークが描かれた帆と、ライオンを型どった船首が特徴的な海賊船。
夕暮れの港に人気は無く、静かに波の音だけが辺りに響いていた。

船室には二人の女性。

隣合って椅子に座っているのは、ロビンとナミだ。

船長ら他の仲間達は街へ出て各々用事を済ませている。

「あら。どうしたのかしら、ナミ。」

終わり。


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  • 最高の作品ありがとうございます。 -- 2021-06-18 (金) 23:30:29
  • ロビンが、ナミをくすぐるのいいですね -- くすぐりクセになる 2021-05-10 (月) 17:17:22

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