メンヘラくすぐりお仕置き

Last-modified: 2020-11-08 (日) 03:52:54
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メンヘラくすぐりお仕置き

日曜日の朝、彼女からLINEが届いた。曰く、デートしたいから待ち合わせしようとのことだ。
俺の彼女、美咲はいわゆるメンヘラだ。だから、当日の朝にこういうLINEを送ってくるし、予定が空いてなかったらとても機嫌を損ねる。
仕方が無いので俺は返事をよこすと外出の準備を始めた。

「あっ、やっほー翔くん!」
「お前なぁ、その日の朝にデート誘うのやめろって」
「だって会いたくなっちゃったんだもーん」

美咲は悪びれずに言う。
顔もかわいいし、茶髪のウェーブのかかったショートヘアも似合ってるし、外見は最高なんだけどなぁ…

「じゃあ今日はLINEで送ったように遊園地に行こっ!」

俺は彼女の仰せのままに遊園地に連れて行かれ、入場券と一日フリーパスを購入した。
美咲の家は金持ちだから支払いは割り勘してくれるが、こうしょっちゅう付き合わされると金欠気味だ。

「どれから乗るんだ?」
「うーんとね、まずは一番人気のジェットコースター!」
「げっ、あれかなり並んでるぞ」

俺が文句を言うと、美咲は途端に目を細め俺を睨みつけた。

「ふーん、翔くんは私と一緒に並ぶの嫌なんだ」
「私は翔くんと一緒にお話するだけでも楽しいのに…」
「無理矢理にでも引っ張っていくから。抵抗したらお家に帰れなくなっちゃうかも」
「わかったわかった!並ぶから勘弁してくれ!」

渋々列に並ぶと美咲は腕を絡ませてきた。
それだけではなく、人目も気にせず脇腹を揉みくすぐってくる!

「うひひっ、ちょっ、美咲やめろってっ」
「私を傷つけた罰。あんまり動くと変な人に見られちゃうよー?」
「ダメだってぎゃはははっ、我慢するのきついひゃひゃひゃ!」

結局30分間美咲に俺と話しながら時折不意打ちでくすぐってくる苦行をさせられてしまった。
やっと順番が回ってきて、ちょうど美咲と二人で隣に座ることができた。
くすぐりから開放された安心感で少し気を抜き一息つく。その時、

「はーい安全バーを下ろしてくださーい」
「あっ、すいません」

俺の目の前に安全バーを下ろしてくれる係員のお姉さんの柔らかそうな巨乳があった。
気を抜いていた俺は突然のご褒美に思わずじっと見つめてしまった。
はっと気づいた時には遅く、振り向いた俺の横では美咲がどんどん鬼のように顔を歪ませていた。

「翔くん、見てたでしょ」
「な、何のこと?」
「誤魔化さないでよ!あの女の胸見てたんでしょ!貧乳の私よりあの女のほうが良いって思ってたんでしょ!
ダメだよ、翔くんは私のものなんだから。悪い翔くんは徹底的に教育してあげる」
「いや、そんなつもりじゃなかったんだよ!ごめん!俺は美咲が好きだ許してくれ!」

とにかく謝ろう。勝手に人の家の合鍵をつくったり大学のサークルで隣に女子が座ると怒鳴るメンヘラでも俺は美咲が好きだし、
こんなことで喧嘩はしたくない。

「…そうだよね。じゃあ、翔くんが男気を見せてくれたら許してあげる。コースターが走ってる間、ずっと万歳し続けられたらいいよ?」
「…お前絶対くすぐるだろ」
「もぉ~、そこはわかってても不意打ち食らったふりするところだよ!」

そうこうしてるうちにコースターが発車し、まずは長い上り坂だ。美咲は届く左手を伸ばし、万歳している俺の脇の下をくすぐってきた!

「わしゃわしゃわしゃわしゃ~」
「ぶふぅぅぅぅ!ふぐぐぐ、ぐほおおおお!」
「ダッサ~い。翔くんのお膝をもぞもぞもぞもぞ~」
「ゾクゾクするぅぅぅ!それダメ、ヤバイっ」

頂点にさしかかり、この先は急降下からの連続旋回だ。実質もう少し…!

「きたーーー!急降下と同時に太ももの付け根をぐりぐりぐりぐりぐりぐり~!」
「だあっははははははは!ああああああっはははははは!」
「すごーい!楽しいね翔くん!」
「あへえええへへへへへ!くすぐっだいいいいいいい!もうダメ、下ろしちゃううううううう!」

我慢できずに手を下ろして美咲の手を掴んだ時には、ちょうどコースターが出発地点で停止するところだった。
周りの絶叫で笑い声が消されていて本当によかった…

「んふふー、しょうがないからセーフにしといてあげるよ。そのかわりお化け屋敷でぎゅーってさせて?」
「あひ、ひひ、わかった…。頼むから、お化け屋敷ではくすぐるなよ…」

その後、お化け屋敷で美咲の体の感触を堪能したり、
コーヒーカップで電気あんまプラス足裏くすぐりを我慢させられたりと、
俺たちはアトラクションを楽しんでいった。

「それじゃあ最後は観覧車乗ろっ」
「結構遅くなってるけど家に連絡とか大丈夫なのか?」
「さっき翔くんがトイレ行ってる時にしたよ。それと翔くん今日は家にお泊まりね」
「は!?なんだよそれ!」
「いーからいーから、とりあえず観覧車乗ろ」

突然の帰れない宣言で驚く俺を無視し美咲は観覧車に乗り込んでしまったので、仕方なく後に続く。
少し動いたところで、突然美咲は俺の膝に座ってきた。しかもこっちを向いて。

「どーいうことなんだよお泊まりって」
「さっきのことは許したけど、教育は必要でしょ?今日はベッドでこちょこちょ教育です」
「そんな無茶苦茶なことがあるか!本気で怒るぞ」
「あっそう。じゃあいまから教育スタートだね」

そういうと美咲は抱きつきキスをしながら俺の脇の下をくすぐってきた!

「んむううううう!んふふふふふ!やめほおおほほほほ!」
「んっ、ちゅっ、好きぃ…、こひょこひょこひょこひょ~」
「んっ、このんひっひひひひ、離れろ!」
「逃がさないよ、それっ!」

美咲を引き剥がしたと思ったら、合気道で倒されてしまった!俺の顔に美咲のパンツが迫ってくる!

「私だけを吸って、感じてね…。翔くんのガラ空きの体を~こちょこちょこちょこちょこちょこちょ~!」
「ぶふうううううううう!ふがああああふごごおお!」
「何言ってるか分かんないけど愛してるよ、翔くん♥こちょこちょこちょこちょこちょこちょっ!」
「んんんんんん!んんんんんんん!ぶほおおおおおおおおおおおおお!」
「ふふっ、大好き…」

その後俺は観覧車が止まるまでくすぐられ続け、さらに美咲の家でくすぐり教育を受ける羽目になってしまった。
こんな精神的に問題のある彼女だけど俺は彼女を愛してる。
ただもうちょっとわがままを抑えてくれるとありがたいかな「翔くんお仕置きね。たっぷりこちょこちょしてあげる」

「あぎゃはははははははは!やめろおおほほほほ!いひひひひひひひひ!」
「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~」

終わり。


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