ゆっくりしていってね!

Last-modified: 2020-11-08 (日) 03:52:54
Top/ゆっくりしていってね!

世界の狭間に存在する現世で忘れられし者達の楽園、それが幻想郷。
妖・悪魔・神々達が住まうこの地には不可思議な力を持つものたちが満ち満ちており、、
悪戯な妖精達が潜む霧深き魔法の森を平然と歩んでいる、
とんがり帽子に黒いエプロンドレスを着た少女、霧雨魔理沙もその一人である。
彼女は今日も魔法の媒介とするキノコを集めにこの森を散策していたが、
どうにも今回は収穫が悪く、いつもよりも奥の方へと入り込んでいた。
「う~ん、今日は今ひとつだな。・・・おや」
目的のものは見つからなかったが、彼女はその代わりとなりえる程の逸品を、
木々の端に見つけ、目を輝かせる。
そこは上流から流れた清流がなだらかな丘から流れ落ち、小さな池を形成してなんとも穏やかな地形だった。
湿気と収穫の悪さに気分が滅入っていた魔理沙は、早速周囲を調べてみる。
「お、こりゃいいな。水も飲めそうだし、辺りにやばそうな妖怪や獣もいないし、絶好の水浴びポイントだ」
魔理沙は年頃の少女らしくもなく、服をポイポイと脱ぎ捨て、泉に足を漬ける。
ひんやりとした心地よい感触に、魔理沙は機嫌を幾分かよくし、しばしの水浴びを楽しんだ。
そんな時、後ろの草むらがガサッと揺れた。

「!? 誰だっ!」

すばやく、八方形の魔道具「八卦炉」を闖入者に向ける魔理沙。
しかし、そこにいたのはどこか小憎らしくも愛嬌のある顔をした丸っこい生き物だった。
赤いリボンと左右の三つ編みが、自分の知り合いの巫女に良く似ている。
「ゆっくりしていってね!」
魔理沙はポカンとした後、苦笑しながらその生き物に近づいていく。
「なんだ、なんだ珍しい生き物だな。お、なんかコイツ霊夢に似てるぜ」
片手でひょいと持ち上げ、マジマジと見つめてみる。
その時、もう一体の丸っこい生物が後ろから飛び出してきた。こちらはカチューシャに金髪である。
「ゆっくりしていってね!」
「今度はアリス似か、面白いな。ゆっくりれいむとゆっくりありすとでも名づけるかな」
今度はゆっくりありすの方に魔理沙は近づいていく。
その時、不意にゆっくりれいむがフッと息を吐き、それが魔理沙の耳を掠めた。
「うひゃあ!」
右手のゆっくりれいむを落としそうになりながら、魔理沙はそちらをにらみつける。
「おい! いきなり何を・・・あひゃっ!」
今度は素肌の左足をゆっくりありすに舐められ、艶っぽい声を上げる。
その反応に気をよくしたのか、再びれいむが耳に息を吹きかけてくる
「あひゃひゃひゃ!! や、止めろ。くすぐったいだろ!」
足元のありすを振り払おうと足を上げるが、ありすは舌を長く伸ばし、
逆に魔理沙の足の裏をペロリと舐めあげた。
「ひゃうっ!」
片足を上げた状態でのむず痒い感触に、魔理沙はバランスを崩しその場に尻餅をついてしまう。

「イテテ、こいつらいい加減に・・・ぶわっ」
転んだ表紙に上に飛び上がっていたゆっくりれいむがボスッと魔理沙の顔にぶつかり、魔理沙は仰向けに倒される。
その状態で剥き出しの足の裏をありすがペロペロと舐め始めた。
「ぎゃはははははははははは!! ああっはははははは!! く、くすぐったい!!くすぐったい!!
 や、止めてくれ! いっひゃひゃひゃはははあはははは!!!」
胸の所に乗っているゆっくりれいむが意外と重く、くすぐられながらの状態ではどける事が出来ない。
魔理沙はれいむをポカポカと殴ってどかそうとするが、饅頭のように柔らかい体はその衝撃を吸収してしまう。
その間も、ありすは魔理沙の足の裏から、指の間まで蛇の様に舌を這わせていく。
「いいっひひひひひっひひ!! た、頼むから、どいてくれ!! ぎゃはははははははっははははっ!!!」
笑いすぎで涙を流しながら、魔理沙は辺りを見回しなんとか、状況を打開しようとする。
そして、その助けとなりそうな物は、魔理沙のそばにあった。
「くっくくくく! あ、あそこに八卦炉があははははは!」
手を伸ばせば届きそうな所に、八卦炉が転がっている。
これを使えば、ゆっくりたちを簡単に吹っ飛ばせる。そう考え、魔理沙は必死に手を伸ばす。
「あひひひひひひ・・・あ、あと少しで・・・うひぃ!」
しかし、八卦路を手にしたその瞬間、魔理沙はわきの下を何かになぞられ、八卦路を取り落としてしまう。
更に、その時のショックで八卦路はコロコロと転がっていってしまった。

「あ、あああ・・・」
魔理沙が顔を前に戻すと、れいむが左右の髪の毛をまるで触手のようにウネウネと動かしつつ、ニヤニヤと笑っていた。
これで、八卦路に気をとられていた魔理沙のわきの下を触ったのだろう。
だが、そんな事を考える間もなく、れいむの髪の毛が魔理沙のわきの下をサワサワと筆のように撫で始め。
魔理沙は体を跳ね上げて笑い悶えた。
「ぎゃああっははははははははは! や、ヤダヤダヤダァアアアァ!!!」
駄々っ子のように魔理沙は暴れるが、それでも、れいむは魔理沙の上から降りず、魔理沙がわきの下をかばえば、
首筋やわき腹をコチョコチョとくすぐり、巧みに責め先を変えて魔理沙を休ませない。
更に、ありすも暴れ馬のように足を振り回されるのに閉口したのか、お腹の辺りをペロペロと舐め、
へその中に舌を入れてグリグリと舐め転がす。
「いひゃあああああああ!! あぎゃあははははははああはははははあは!! そ、そんなとこおおほほほっほほっほほ!! 止めてえええへへへっへへっへへっへ!!! あ、あ、もうだめえええっ」
繰り返されるくすぐり責めに、チョロチョロと魔理沙の股間から小水がこぼれだす。
そして、笑いすぎで出てきた涙の上に、ゆっくりに弄ばれている自分の姿に別の涙が溢れ出す。
しかし、その行為はありすに別の注意をひきつけた。
「あはははははは! ・・・! あ、あああぁぁぁん!!」
魔理沙の出した小水の出所に興味を示したのか、ありすは股間の筋に沿って舌で魔理沙を責め始める。
れいむも、乳房の蕾や耳の穴をサワサワと愛撫するようにくすぐる。
「あ、あひぃ! や、やめて・・・ひゃうっ! も、もう十分だろぉ・・・」
くすぐりで敏感になってるせいか、想像以上にこの責めは強力に作用した。
魔理沙は下唇をかんで、ともすれば流されそうになる自分を抑えようとするが、
二体のゆっくりのテクニックは意外にも高く、また、魔理沙自身も段々と快楽に飲まれ、
次第に、抵抗がおとなしくなっていった。
「あ、あん・・・、あふっ、あ、あああああ!!」
ありすが何十度目か舐めあげた時、魔理沙は高い声を上げて絶頂する。
ハァハァと荒い息をしながら、ふと、魔理沙が横を見ると、
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
いつの間にか、新たなゆっくりが集まっていた。
あるゆっくりは羽をひらひらと動かし、
あるゆっくりは舌をレロレロと動かし、じっと魔法理沙のほうを見つめる。
「お、おい、冗談だろ・・・。冗談だよな」
魔理沙が引きつった笑顔を浮かべた瞬間、
「「「ゆっくりしてイってね!!!」」」
周囲のゆっくりが一斉に魔理沙の体に群がった。
「あぎゃああああっはっはっはっはっはっは!!! い、いやだああああ!! もうやだああ!!! だれか助けてえええ、あひゃひゃひゃひゃひゃはひゃひゃっはっはっはははは!!!!」
足の裏を舐められ、腋の下を撫でられ、へそをクリクリと掘られ、
魔理沙は体のあらゆる場所をくすぐられ、愛撫され続け、数時間後、深く考えるのを止めた。
「ぎゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!! いひゃいひゃいひゃははは!! あぁぁぁぁああああああああ・・・・・・」

博麗神社にて、
ここの巫女である霊夢は今日も日課の掃除をしていた。
「今日も、天気がいいわねぇ。なんか逆に悪い事が起こりそうだわ。」
空を見上げて嘯く霊夢の後ろに、人影が空から現れた。
「よう、霊夢」
「あら、魔理沙。久しぶりね」
にこやかに返す霊夢に魔理沙は告げる。
「ちょっと面白い場所を見つけたんだ、一緒に来ないか? アリスも今楽しんでるんだぜ」
「今から? 別に暇だしいいけど」
「そうか、それはよかった、きっとお前も気に入るぜ」
魔理沙は、軽く俯いてニヤリと笑った。


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